フケが発毛に及ぼす影響とは?原因と対策について解説!
フケが起こりやすい頭皮は、抜け毛が増えて発毛しにいといわれていますが本当なのでしょうか。
結論から申し上げますと、ターンオーバーが崩れた状態が続くと、発毛にも影響します。
本記事では、そんな発毛とフケとの関係性をテーマに解説しています。また、フケの原因や対策も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
フケが発毛に及ぼす影響とは?基本情報を解説!
ここでは、フケが発毛に及ぼす影響や基本情報などについて解説しています。
フケとは?
フケは、ヒトの皮膚のターンオーバー(新陳代謝)によって出る垢です。
私たちの肌は、一定のサイクルで新しく生まれ変わっています。この肌の代謝のしくみを「ターンオーバー」とよびます。このターンオーバーのサイクルが乱れると、肌荒れやニキビ、吹き出物などの肌トラブルの原因になります。
引用:肌荒れの原因①ターンオーバーの乱れ
頭皮の皮膚が生まれ変わることで生まれる生理現象のため、誰しもフケはあります。フケに誰も気づかない理由は、通常小さく、洗髪で取り除かれて目立たないため。そもそも、フケには下記の2種類が存在します。
- 乾性フケ
- 脂性フケ
それでは、詳しくみていきましょう。
乾性フケ
ベタつきがなく、サラサラした特徴のフケのことを乾性フケと呼びます。細かくサラサラしているため、髪の毛の間をすり抜け、肩などに落ちていることが多いです。
脂性フケ
脂性フケの特徴は、ベタベタとしていて大きめです。ベタついているため、肩などに落ちることなく髪の毛に絡まりやすいです。
フケに年齢や性別は関係する?
フケの出やすさは、基本的に年齢や性別に関係しません。
しかし、フケには2つの種類があることは前述しましたが、どちらが出やすいかは年齢と性別に関係するようです。
ちなみに、男女ともに成長期である10~14歳にかけて皮脂の分泌量が増え始めるため、成長期は脂性フケが出やすいです。その後、男性は60歳代まで皮脂の分泌が続きますが、女性は30歳代までが皮脂の分泌ピークといわれています。
ちなみに、年齢や性別に関係なく、乾燥肌の方やアトピー性皮膚炎の方は乾性フケが出やすいのも特徴です。
発毛に悪影響!フケの原因と対策は?
通常のターンオーバー(新陳代謝)で発生したフケが発毛に悪影響を与えることはありません。しかし、その頭皮のターンオーバーが崩れると、角質が大量に剥がれ落ちるため、フケの量が増えます。
そして、ターンオーバーが崩れた状態が続くと、ひこう性脱毛症になります。
まずは、フケの原因から詳しくみていきましょう。
フケの原因は?
ターンオーバーが崩れたことでフケが出やすくなりますが、その原因は下記のとおり。
- 皮脂の過剰分泌
- 頭皮の皮脂不足
それでは、詳しくみていきましょう。
皮脂の過剰分泌
脂性フケが大量に出る原因は、皮脂が過剰に分泌したこと。その皮脂をエサにして、通常は頭皮の健康を守る役割をしている常在菌が増え、ターンオーバーが崩れてしまいます。
皮脂の過剰分泌が起きる理由は、下記のことが考えられます。
- 食生活の乱れ
- 不規則な生活
- 睡眠不足
- ストレス
- 疲労
また、洗髪時に頭皮の汚れ落としがあったり、シャンプーや整髪剤が残っていたりすることでも常在菌が増えてしまうため、注意しましょう。
頭皮の皮脂不足
一方、乾燥フケが出る原因は、頭皮の皮脂が不足することで乱れたターンオーバーが原因です。頭皮の皮脂が不足する理由として下記のことが考えられます。
- 洗髪の回数が多い
- シャンプーの洗浄力が強すぎる
- 空気の乾燥
- 紫外線によるダメージ
皮脂の分泌低下も起きることがあるため、後述するフケを抑制するための対策はしっかりと行いましょう。
フケを抑制する対策は?
皮脂の過剰分泌や頭皮の皮脂不足によって、フケが出やすくなることは前述しました。
今回ご紹介した原因によってホルモンバランスが乱れるため、下記の対策によってフケを抑制することができるでしょう。
- 生活習慣や食生活の見直し
- 睡眠時間の確保
- ストレスの解消
- 疲労回復
このような対策をすることで、乱れていたホルモンバランスが正常に戻るため、フケの発生を抑制できます。
また、ビタミンB群を多く含む食物を摂取すれば抑制にも繋がります。ちなみに、脂性フケが大量に出る方はアルコールや脂肪分の多い食物を摂り過ぎないように注意しましょう。
また、洗髪が原因だった方は、洗い方や使用するシャンプーを変えるだけでも対策に繋がります。
さいごに|正しい頭皮ケア方法でフケを改善!そして発毛させよう!
通常のフケが発毛に悪影響を与えることはありません。しかし、大量のフケが出る状態が続くようなら、頭皮のターンオーバーが乱れている可能性があります。そのため、はやく対策をしなければ発毛に影響が出てくるかもしれません。
本記事のフケの抑制対策を参考に、取り組んでください。
最後に、本記事の内容をまとめます。
- ターンオーバーが崩れた状態が続くと発毛にも影響する
- フケは、皮膚の乱れたターンオーバー(新陳代謝)が原因
- フケの種類は「乾性フケ」と「脂性フケ」
- 生活習慣の見直しやストレスの軽減、疲労回復によってフケの抑制に繋がる
- 正常なターンオーバーは発毛対策になる
本記事が、発毛とフケとの関係性について知りたい方の参考になれば幸いです。
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